タイル製品は主に植物をモチーフにデザイン。生活になじみながらも、日々の暮らしに彩りを与えてくれる作品を作りたいという福本さん。豪華な模様ながら、色味は主に落ち着いた寒色を使用しているので、さまざまなインテリアに合わせやすいのが魅力
日本文化とスペインらしいテイストを
融合したオリジナルのタイル製品
どこか多国籍な印象が感じられる、福本巴誉さんのタイル製品。作品の製作を始めたのは、アートディレクターとして勤務していた頃、旅行先のモロッコで出会ったタイルに魅力を感じたのがきっかけでした。2 0 1 0年、個人アトリエ「創作タイル花瓦」を埼玉にオープン。現在は奈良に拠点を移し、精力的に陶器市や個展などで作品を発表しています。「創作タイル花瓦」のタイル製品は日本陶芸特有の落ち着いた色味を活かしながら、スペインの技法で釉彩しているそう。スペインの美しい幾何学模様は、持っているだけで日常に彩りを与えてくれるはずです。