素材の持ち味を活かすため、色止めなどの加工は行っていないという立花さん。使い込むほどにその人らしさが表れ、変化していく風合いを楽しんでみては
使い込むごとに色合いの変化を楽しめる
自分だけの革製品
立花怜己さんが製作しているのは、レザーやキャンバスを使用した「はきもの」や「入れもの」です。靴製品を扱う会社で職人として働いたのち、2 0 1 6年に独立。「自分らしさが生まれるモノ」をコンセプトに「t r o n c o」を設立しました。「t r o n c o」はイタリア語で木の幹という意味。時が経つほど木の幹の年輪の層が増していくように、使用するほど風合いが増し、愛着が湧いてくる革製品を作りたいという思いが込められているそう。日常で使える、自分らしさが感じられる商品をお客さんとともに生み出していきたいと考えています。